海外生産が中心のバイオ医薬品を国内で手がける、最大級の拠点が富山市に誕生しました。

富山市の富士フイルム富山化学に新設された「バイオ医薬品CDMO工場」。
遺伝子組み換えや細胞培養で作られるバイオ医薬品の原薬製造から製剤、包装までを一貫して受託する国内最大級の工場で、パンデミック時にはワクチンを製造することができます。



23日はオープニングセレモニーが開かれ、関係者らが完成を祝いました。

富士フイルムホールディングス・後藤禎一代表取締役社長・CEO
「(日本のバイオ医薬品は)輸入超過になっていますので、少しでも国益にかなうような工場にしていきたいと思います」

総工費は約600億円で、きょう完成した一部の工場は、2027年に稼働する予定です。








