97歳の男性が用水路に落ちた原因は

第一発見者の男性は、97歳の男性が無事助かったとの連絡に「よかった」と胸をなでおろしました。
現場には97歳の男性の自転車が残されていました。現場から北東に4キロほどに離れた自宅から乗ってきたとみられ、家族から警察に行方不明届が出ていたということです。

現場の用水路は、富山市中心部を流れる「いたち川」につながっていて、県内最大の河川・神通川に合流します。もし流されていたら、大変な事態になりかねませんでした。近所の人によりますと、この用水路では去年秋ごろにも、若い女性が用水路に転落し死亡する事故があったといいます。
そしてきょう、97歳の男性の家族が、第一発見者の男性のもとを訪れ、直接、お礼をしたということです。家族によりますと、男性は認知症で、徘徊をしていたということです。