観察日記でも喜びが爆発…
自分も金色のカエルを見つけたいという思いが日増しに強くなった瑠煌斗くん。願いをかけたのは。

“かえるクン”こと中西瑠煌斗くん:「ちょうど七夕にアルビノ見つけられますようにって書いてたんですよ」
すると7月7日、七夕の朝…。

観察場所のひとつ、朝日町の山すそのため池近くでついに出会うことができました。

“かえるクン”こと中西瑠煌斗くん:「いればラッキーだなって探してたんですけど、帰りにできれば会いたいなと思って防草シートの上を歩いていたら跳んで、紛れてて」

発見した当日はしっぽが生えていたそうです。
“かえるクン”こと中西瑠煌斗くん:「しっぽ生えた状態で連れてきて、その日のうちにしっぽがこんなんになって、まだちょっとだけほんの少しだけ残ってるんです」
観察日記でも喜びが爆発です。
母・さゆりさん:「もううれしくてうれしくて、本当にやったーみたいになって、早く水族館の学芸員さんたちに知らせたくて、きょうも行ってきたんだよね」


ところが…。

“かえるクン”こと中西瑠煌斗くん:「完全なアルビノじゃないらしいんですけど、色素の欠乏個体だと。黒色細胞の欠乏個体だって」

体は金色ですが、目には黒い色素が残っていて、魚津水族館によると、今は金色でも、成長していくと緑色に変わる可能性もあるとか。できれば珍しい金色のカエルのままでいてほしいと思っていますが…。



“かえるクン”こと中西瑠煌斗くん:「まあ(金色を)キープ出来たらうれしいですね。(飼育は)相当難易度高いことは聞いています。暑さにも弱いし。アマガエルそもそもえさをやるのも難しいし、がんばって飼いたいです」



実は、瑠煌斗くん7月10日にも、金色の二ホンアマガエルを見つけたそうですが、こちらもよく見るとこちらも目が黒くて完全なアルビノではないようにも…。
どんなカエルに成長していくのか、瑠煌斗くんの研究が続きます。