数時間で3枚も4枚も描くアーティストも…
このコラボレーションを考案したのは、この春社長に就任した能作千春(のうさく・ちはる)さんです。ことし4月、障害者の芸術活動を支援する「工房ココペリ」の米田昌功(よねだ・まさのり)代表を訪れました。
能作社長はその場で本社を会場にした展覧会と自社製品とのコラボレーションを提案しました。

障害者アート支援工房ココペリ 米田昌功 代表:「障害のある人の作品っていうような見方ではなくて、その作品そのものの良さっていうものを見てちゃんと届けようという」「よかったです」
能作社長:「今までにない企画ができそうで、ワクワクしております」


ココペリにある膨大な作品の中から、8人の作家たちの作品が製品に採用されることになりました。
能作社長:「作家さんで一つの作品展ができそう」
能作社長を驚かせたのは、高岡市の荒見真央(あらみ・まお)さんの作品です。
荒見さんは、数時間で3枚も4枚も作品を描く生粋のアーティストです。とくに動物の絵が得意でクレヨンを何重にも塗り重ねるダイナミックなタッチでかわいらしく野性味あふれる動物たちを描き続けています。
