新川神社のさい銭泥棒は、50代の男…
舩木宮司:「この人ちょっと詰めが甘いのが(掲示物を)本当にきれいにきちんと元のように置いておけば気づかないのに、横になってたり、方向が違っていたりするから気づいたんですよ」


犯行の翌日、男はパチンコ店にいるところを逮捕されました。その後、服役した犯人から宮司の舩木さんに謝罪の手紙が届きました。

犯人:「私は生活保護を受けており、この金を生活費とパチスロ代に回していました。その金では足らないと思い、今回の窃盗の犯行に及びました」「なぜ神社を狙ったかといいますと、深夜とか早朝だと人の出入りや、自動車の通りが少ないと思って狙いました。本当にすみませんでした」

舩木宮司:「この人わたしとほぼ同世代なんですよ。歳が56か7でひとつかふたつ違うくらいで、同じ同級生がこうやってこの後ろ姿、犯行の一部始終を見ていたらなんかかわいそうってきて」

被害額は、立証できたのが2000円。実際はこれより上回っているとみられますが、確認することはできませんでした。犯人は、ほかの神社でもさい銭泥棒を繰り返していたといいます。舩木さんは、犯人に反省を促す返事を書きました。
舩木宮司:「世の中のために役立つことをしたら罪というのはなくなる。ぜひ出所後に働いた給料で、今まで盗んだ分のさい銭をおよそでよいので神様に返納してくださいと」

一方、犯人を捕まえた奥田神社の宮司・二宮さんは。

二宮宮司:「こら!と言いました。(犯人は)あ、あ、という感じですいませんとか言って」











