富山県内の看護職員881人が回答した労働実態調査結果によりますと、7割以上がやりがいを感じているにも関わらず、8割が仕事を辞めたいと思っていることがわかりました。辞めたい理由で最も多かったのは、「人手不足による仕事のきつさ」でした。

この実態調査は、富山県医療労働組合連合会がコロナ禍の去年10月から12月に実施したもので、加盟する組合の看護職員881人が回答しました。

その結果によりますと、1年前に比べて仕事量が増えたと答えた人は63.5%でした。また、やりがいを感じている人は74%であるのに対して、仕事をやめたいと思う人はおよそ80%にのぼっています。