厳しい暑さが続いています。こうしたときに気を付けなければいけないのが車の中です。わずかな時間でも、車内は体温を超える温度となる可能性があり、「少しの時間なら」と、子どもやペットを車内に残したままにするのは大変危険です。一方、鍵を誤ってロックしてしまうトラブルも相次いでいます。富山県南砺市では去年8月、炎天下、車内に1歳の男の子が閉じ込められる事故がありました。男の子を助けたホームセンターの店長が、あの日を振り返りました。

JAFが行った実験映像。実験を行った日の気温は32℃、車内の温度は27℃です。

10分も経たないうちに車内の温度は35℃に。そして、20分後には…。40℃に達しました。



体温を超えて人体に危険な影響を及ぼすレベルです。一方、日陰に停めた場合も…、30分後には社内の気温は35℃に達しました。


これは熱中症指数(WBGT)31を超えた、熱中症の「危険レベル」に値します。日陰に停めたとしても「少しの間なら」「寝ているから」として、子どもやペットを車内に残すことはとても危険です。

去年8月7日、富山県南砺市では、炎天下に1歳の男の子が車内に閉じ込められる事故が起きました。