カロリン諸島にある熱帯低気圧は、24時間後のあす(6日午前3時)までにはマリアナ諸島付近で台風に発達する見込みです。その後も発達を続け、週末にかけて「非常に強い」勢力になる可能性があります。

気象庁によりますと、5日午前3時現在、熱帯低気圧はカロリン諸島付近を西にゆっくりと進んでいます。中心気圧は1002hPa、中心付近の最大風速は15m/s、最大瞬間風速は23m/sとなっています。

▼6日午前3時には台風に発達し、マリアナ諸島に達する見込みです。進行方向は北西に変わり、速度は時速10kmとなります。中心気圧は998hPaで、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sと予測されています。

▼7日午前3時の予報では、引き続きマリアナ諸島付近を北西に進み、速度は時速15kmに上昇します。中心気圧は985hPaまで低下し、中心付近の最大風速は30m/s、最大瞬間風速は40m/sまで強まる見込みです。

▼8日午前3時には「強い」台風に発達し、フィリピンの東へと移動します。進行方向は西北西へと変わり、速度は時速20kmに上昇。中心気圧は965hPaまで低下し、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は55m/sに達する見通しです。