高市総理は5日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、継続して復旧・復興に向けた支援をおこなっていく考えを伝えました。
高市総理はゼレンスキー大統領とおよそ30分間、電話会談をおこない、これまで実施してきたウクライナ支援について説明したうえで、復旧・復興に向けた支援を継続する考えを伝えました。
また、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、「公正かつ永続的な平和の1日も早い実現に向け、今後もウクライナの取り組みを力強く後押ししていく」と伝え、ゼレンスキー大統領からは日本のこれまでの支援に対し、深い謝意が示されたということです。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領も5日、SNSで、高市総理と「非常に良い電話会談ができた」と明らかにしました。
ゼレンスキー氏はロシアによる侵攻開始以降、日本が「揺るぎない支持と毅然とした姿勢を示していること」に感謝の意を示したうえで、「互いにロシアの戦争の危険性に関する認識が一致している」と指摘しました。
そして、高市総理に対し、「ロシアに真の外交を迫り、戦争を停止させるために効果的な圧力をかける手段について説明した」として、ロシアへの圧力強化についてさらなる協力を求めたことを明らかにしました。
また、高市総理をウクライナに招待したことも明らかにしました。
岸田元総理はおととし3月にウクライナを訪問した一方、石破前総理は訪問しておらず、高市総理が招待に応じるかどうか注目されます。
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