認知症でもしっかりしていて…

作田施設長:「元気?」
入居者の女性:「元気ですよ。元気元気」「元気だよ」「今テレビ見てるもう時期お昼やもんね」
作田施設長:「今ティーブレイク終わって一服してご飯という感じ」
入居者の女性:「今おかゆ食べてる。元気だよ」

認知症の症状はさまざまです。

作田施設長:「やっぱり認知症が始まるということで、いろいろ折りものしたりとか。作業をしておられます」

作田施設長:「元気?」

中には転んでけがをする高齢者も。

入所者の女性:「頭打った。何かして。ここ。自分で転んでここ入ろうとして。トイレに。足がもつれて」

作田施設長:「どんな認知症の人でもしっかりしている時はありますし、いいおじいちゃんおばあちゃんで会話も成立する人が結構いますから。だからちょっと認知症も一部ではあるんですけどそれがたとえば徘徊とか、出ていったり分からなくなったりにつながる」

高齢者を守る責任が施設に重くのしかかります。

作田施設長:「やっぱり責任。そういったものを抱えながら仕事をしてますし。徘徊とかそういう時もそうですよ。にもかかわらずやっぱり夜寝れないとかね」

入居者を安全に守るために、玄関に防犯カメラがありますが、コスト面を考えると新たな設備を導入することは難しいといいます。