採点ミスは、どんな問題でおきたのか?
2つとも電磁気学の問題で、図解されたコイルの電位などを求める問題でした。これがその問題です。
そしてこれが誤りと正答です。
物理の受験者は1061人。富山大学は採点ミスによって不利益を講じた7人の解答に採点ミスがあったと公表しました。全員の解答を採点し直した結果、正答率は大きく上がったといいます。
問(1)(b)の正答率は13.2%から28.7%に、
問(3)(b)の正答率は6.6%から14.0パーセントに上がりました。
しかし、どれくらいの受験者の採点ミスがあったかについては、大学側は合否に関係しないなどの理由で明らかにしていません。
大学は不合格とした5人を追加合格者とし、希望があれば入学や転入学を認めるほか入学出来なかったことにより、個人に生じた費用などを補償するとしています。また、第一希望がかなわなかった2人については、希望に応じてコースの変更を認める措置をとるとしています。

一方、大学側は採点ミスがあった7人の現在の状況については、プライバシーに関わるとして明らかにしていません。







