富山市内で旅館・ホテル業を営んでいた「たから」と関係会社「みずしま」の2社が、今月4日までに富山地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことが、帝国データバンク富山支店の調べでわかりました。負債総額は2社合わせて約2億7000万円に上ります。
「たから」は、1969年(昭和44年)に設立された資本金1000万円のホテル運営業者です。富山市内でファッションホテル「とんがり帽子の時計台」を経営していましたが、利用客減少の影響を受け2018年(平成30年)頃から休業状態となっていました。
関係会社「みずしま」は1984年(昭和59年)の設立で資本金500万円、こちらも旅館・ホテル運営事業者です。両社とも休眠状態が続いていました。
2社は富山市内のホテル業界で長年営業していましたが、近年の経営難から破産手続きに至りました。











