インフルエンザの流行が警報レベルになり感染拡大が広がっています。子どもが感染した際、特に注意が必要なのが「熱せん妄」と呼ばれる異常行動です。医師は「発熱から2日間」は、子どもから目を離さないことが重要だと話します。

富山市の小児科では、21日もせきや発熱を訴える子どもたちが受診していました。

診察室
「明日から5日間お休みで」
「インフルでしたか?」
「はい」
「Aですか?Bですか?」
「A」


「喉痛いのと痰がつまる感じ」
「これだけ流行ってたら、致し方ないっていう感じですかね」

この小児科医院では、先週からインフルエンザの患者数が急増し、先月末からの1か月間で240人がインフルンザと診断され、去年に比べ2倍ほど早いペースで流行しているといいます。

八木小児科 八木医師
「先週は1週間で100人ぐらいのインフルエンザの患者が受診されていますし、100人というのは診断例で疑い例は含めていないので、疑い例を含めるとその1.5倍から2倍くらいは疑いの患者さんが来られている状況です」