「外でやりたかった」—取り調べで明かされた冷徹な戦術

なぜ、正面ではなく裏口から襲い、オノとナイフを組み合わせたのか。取り調べで被告は、「冷徹な戦術」を明かしています。

取調官:「交番に自分から入っていく選択肢はなかったのか?」
被告:「交番中の間取りや椅子、机の位置が把握できていなかったので、花瓶やコーヒーをぶちまけられるような抵抗の機会を相手に与えたくなかった。外でやりたい思いがあった」
取調官:「オノとナイフを選んだ理由は?」
被告:「オノは威力が強いが重くて振りが遅い。振りが遅れることによってできる隙を、小回りがきき動作のいらないナイフで補うため」

狙い通りに稲泉警部補を外へおびき出し、全身の40か所を斬りつけた被告。自らも大量の血に染まり動揺しながらも、オノでつり紐を切断して拳銃を奪い取りました。