「東町のおわらを下の子たちに受け継いでもらって」

この日、デビュー目前の彼女たちを熱心に指導していたのが井林あいさん(25)です。

ことしのおわらを最後に踊り手を卒業します。

井林あいさん
「今まで教えてくださった人たちの東町のおわらっていうものを下の子たちに受けついでいってもらって、やり切れたらいいなと思っています」

親から子へ、そして先輩から後輩へ――。

300年の間、人から人へと受け継がれてきました。時代とともに担い手の形は変わっても「おわらを受けついでいきたい」という想いは変わってはいません。

伝統を未来へ――

それぞれの想いが繋がりおわらは次の世代へと受けつがれていきます。

担い手不足など伝統を取り巻く環境が変化する中、それを未来につなげようと新たな取り組みも始まっています。

ことし行われたクラウドファンディングです。

目標500万円のところ、集まったのは642万2240円。

目標を上回り、500人以上から支援が寄せられました。

集まった資金は、おわらの運営や後継者の育成などに活用される予定です。

おわら風の盆は9月1日から3日間開催されます。