気づけばもう夏。薄着の季節になり、慌ててダイエットしている人はいませんか?そんな時目に留まるのが「カロリーゼロ」食品。「手っ取り早くカロリーを抑えられる!」と、ダイエットのツールとして利用している方も多いのではないでしょうか。しかし、色んな情報があふれている昨今、「体に悪い」「逆に太る」などといった情報を目にすることもあり「本当のところはどうなの?」と不安に思うこともあります。カロリーゼロ食品の科学的メカニズムやメリット、また知っておくべきデメリットについて栄養学の専門家に伺いました。

そもそも「カロリーゼロ」って本当にゼロ?
カロリーゼロ食品について、富山短期大学食物栄養学科の大森聡准教授は「完全にゼロとは限らない」といいます。
富山短期大学食物栄養学科 大森聡准教授
「ゼロキロカロリーの食品は『完全にゼロ』というわけではなくて、表現する定義として、ある一定の基準を満たすと『0kcal』という風に表現ができます。なので、完全にゼロとは限らない、少ないエネルギーのものがゼロキロカロリー食品というものになります 」

健康増進法に基づく栄養表示基準では、食品100gあたり(飲料では100mlあたり)のエネルギーが5kcal未満であれば、「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」と表示できます。
そのため、500mlの飲料では表示基準上、理論的には25kcal未満のエネルギーを含んでいても「カロリーゼロ」と表示できる場合があります。実際には、これより低いエネルギー量の商品も多く販売されています。










