輸入牛の価格は最高値更新

農林水産省の食品価格動向調査によりますと、全国のスーパーなどで販売された輸入牛肉の平均小売り価格はおととし4月で100グラム当たり343円。

そこから右肩上がりに上昇し、ことし4月には424円となり、2003年の調査開始から最高値を更新しました。

石焼ステーキ贅 富山マルート店 小竹裕さん
「アジア圏内ですね。そのあたりの牛肉の需要も年々高まっている中、世界的にも牛肉は値上がりがずっと続いている」

輸入牛肉の異常な価格高騰。

円安の影響のほか、主要な生産地であるアメリカでは2021年から数年間にかけて深刻な干ばつが発生。

エサの牧草が育たず、繁殖に使うメスの牛を出荷に回すなどしたことから子牛の生産が落ち込みました。

現地価格が高騰した上、世界的な需要の増加により相場が上昇。オーストラリア産輸入牛の価格も相対的に上昇したとみられます。

石焼ステーキ贅 富山マルート店 小竹裕さん
「いままでの常連様ですよね。値上がりしたねっていう言葉は聞くんですけども、それに対して私どもも、『申し訳ございません』とお伝えするしかないような状況ではあるんですね」

それでも、客の満足度を維持しようと人件費や備品など牛肉価格以外の経費を削減し対応しています。

石焼ステーキ贅 富山マルート店 小竹裕さん
「一部店舗では自動レジだったりとか、タブレットで注文だったりとかでなんとか人件費を抑える工夫っていうのを考えながらやっています。値下がりっていうのは、なかなか難しいところではあるんですけども、これ以上は(価格が)上がらないようになってほしいですね」

先の見えない食品の価格高騰。消費者の財布のひもは固くなる一方で店側の試行錯誤は続きそうです。