東日本大震災から15年が経ちました。繰り返される災害のたび、被災者の心には建物以上の深い傷痕が刻まれてきました。長引く避難生活で孤独や不安に苛まれる人たち。長期化する避難生活で心を守る術とは。専門家に聞きました。

3月11日に東日本大震災から15年を迎えました。
最大で約47万人にのぼった避難者は現在もなお、心のケアという課題と向き合い続けています。
富山県内でも2024年の能登半島地震で最大1万6000人以上が避難所に身を寄せました。
避難所での暮らし、それは常に他者の目に晒される過酷な環境です。
精神科医の長妻渉医師は「見えない負荷」について、「心が休まる暇のない、極限の緊張状態が体に及ぼす影響」と指摘します。

精神科医 長妻渉医師
「プライバシーがない環境が続くと、人間というのは常に警戒モード、交感神経が活性化されている状態が続く状態になる。結果として、睡眠が浅くなったり、自律神経が緊張状態のままになる。パーソナルスペースが損なわれて、尊厳が損なわれたような感覚といった、ちょっと特殊な感覚が生まれ得るのかなとい思う」










