国内最高峰のハンドボールリーグ「リーグH」が終盤を迎え、この週末も各地で熱戦が繰り広げられる。そんな中、富山県氷見市を拠点とする「富山ドリームス」の背番号46・庄司清志(30)が、大きな決断を下した。
これまで続けてきた「会社員とプロ選手」の二刀流に、今、幕が下りようとしている。庄司選手は今シーズンをもって現役を引退し、3年間勤めた印刷会社「トライ・プリント」も辞めることを決めた。すべては、新たなゴール“民宿経営”へ最速で跳ぶために。
外車ディーラーからバイオ研究まで 職場で発揮されるプロ選手のプロ意識
庄司選手は、現在、トライ・プリントが運営する氷見市のグッズショップ「ヒミツノアソビバ」の店員や営業、デザイン制作から印刷まで幅広い業務を任されている。

店内には、富山や氷見らしいデザインが印刷されたTシャツやマグカップなどオリジナルアイテムのほか、藤子不二雄(A)さんの作品「忍者ハットリくん」や「笑ゥせぇるすまん」など人気漫画のキャラクターグッズも展開されている。
「見ているお客様が『これ可愛い』とか『これいい』って言ってくれたら、嬉しいですね」

そもそも庄司選手の職歴は幅広い。ドリームス移籍前のゴールデンウルヴス福岡に所属していた時代には、チームの方針で斡旋された職場でお菓子屋、倉庫業、バイオ研究など多彩な職歴を持っていた。
「大学卒業後に大阪で外車のディーラーも10か月ほどやっていました。その後、『もっとハンドボールがしたい』という思いが強くなり退職しましたが。得意とか不得意とかなく、与えられた仕事は責任持って覚えてできるようになるという感じです」










