店も四苦八苦 肉の切れ端を親子丼に

農畜産業振興機構によりますと、鶏もも肉の卸売り価格は前年と比べて上昇傾向に。11月では1キロあたり746円と前年同月比5.2%増となりました。

価格高騰の背景には、ブラジルで発生した鳥インフルエンザによる一時的な鶏肉の輸入停止や、世界的な需要の拡大などがあるとみられています。

店では、ことし10月に唐揚げの価格を100円上げたばかりでしたが、そこに追い打ちをかけるように、仕入れ値が11日から約1.3倍値上がりするというのです。

木谷さん
「そうなっちゃうと、利益はほぼほぼ出ない。これからどうするのか」

店では価格を維持するため、唐揚げを調理する際に出る肉の切れ端を親子丼などに活用。食品ロスを抑える努力を続けています。

木谷さん
「売値を変えるつもりはない。ランチがメインなので、これ以上(値段を)上げると、お客さんが来なくなる。なるべくリーズナブルに」