データ取り扱いに不備、チェック体制も不十分だった…
誤った標識が見つかったのは、小浜線で1か所、越美北線で1か所、氷見線で2か所、高山本線で4か所、山陰本線で1か所、山陽本線で2か所です。
発生原因については、速度制限標識の設置を検討する際に用いる線路形状に関するデータの取り扱いに不備があり、チェック体制も不十分だったためと推定しています。
すでに関係する乗務員への周知を行い、誤りが見つかった11か所については、速度制限標識の整備と修正を完了したとしています。
なお、誤った標識に従って列車を運転した場合でも、脱線や転覆などの事故に至るおそれはなかったと説明しています。