平和について若い世代に考えてもらいたい…

高岡南高校3年生で、輪音代表の薬師子龍さん。輪音を立ち上げた彼が中心となり、この企画が実現しました。

「輪音」が結成されたのは、去年1月のこと。

当時高校2年生・薬師子龍さん「富山大空襲を語り継ぐことと、平和について若い世代に考えてもらうというのを目標にこの輪音という団体を作りました」

この日は輪音のメンバー全員が集まり、今後の活動について話し合いました。

当時高校2年生 薬師子龍さん
「高校生による大空襲の体験者の聞き取りをして、SNSに発信する。学童とかに行って平和講座を実施する、VRを活用した映像資料作成をしたい」

薬師さんを中心に、戦争を知らない世代に、その悲惨さをどう伝えていくべきか熱い議論が交わされます。

薬師さん
「過去に起きた悲劇をどう伝えるのかってもちろん大事なんやけど、それだけだったら小学生が考えるのをやめてしまうというか、難しすぎるんじゃないかな」

竹下さん「受け身になるっていう」

薬師さん「そうそう」

西田さん「子供たちが考えるきっかけになる質問を投げかけて、意見を出してもらってってするんだったらいいと思う」

廣田さん「小学1年生って幼すぎる感じも。本当に理解してくれるのは難しい気もする」

この日の話し合いは2時間半以上に及びました。