富山の初夏の風物詩「山王まつり」が31日始まり、朝から神輿が街なかをめぐっています。

「山王(さんのう)さん」の愛称で親しまれている富山市・日枝神社の山王まつり。

31日は朝から「神輿渡御」が行われ、氏子の家々を回りながら家内安全や商売繁盛を祈願しています。

きょうとあすの2日間で200軒を巡るということです。

「神輿渡御」は、富山藩・二代藩主、前田正甫がみこしを神社に寄進したのが始まりとされています。

神社の周りでは、着々と夜の露店の準備が始まっています。山王まつりはあさって2日まで開催され、きょう31日午後1時から周辺の道路で車両の通行禁止など交通規制が実施されます。