富山市内の病院で11月、男性看護師が入院中の患者に暴力をふるっていたことがわかりました。

看護師による暴行があったのは精神科や心療内科などの治療をおこなう呉陽病院です。

病院によりますと、11月12日ごろ派遣スタッフとして勤務していた男性看護師が入院していた男性患者の胸を叩いたということです。

14日にスタッフが男性の入浴を介助していたところ打撲と疑われる跡を見つけました。

男性看護師が暴行を認めたことから、病院側は男性との契約を打ち切ったということです。

男性はことし5月から勤務していて勤務態度に問題はなかったということです。病院は患者や家族に謝罪するとともに、職員対象の研修を実施するなど再発防止に努めるとしています。