12月下旬、静岡県掛川市や菊川市など県西部で、ツキノワグマとみられる動物の目撃情報が相次いでいます。

その一方、実際にはクマではなく、ニホンカモシカなど別の野生動物だったというケースも増えています。

掛川市でクマの目撃情報→実は”カモシカ”だった

12月24日、掛川市入山瀬で、クマのような動物を見たという情報が寄せられました。

これを受けて掛川市が調査したところ、目撃された地域はカモシカの生息が多い場所で、周辺にクマの足跡などの痕跡も確認されなかったことから、「目撃された動物はニホンカモシカである」と判断しました。

市の担当者によりますと、ツキノワグマとニホンカモシカは、見た目が似ているため見間違えやすいということです。