まずはマウスピース、そして生活習慣の改善

病院で検査を受けて、軽症の無呼吸症候群として診断をうけると、治療のためのマウスピースをつくることできるということです。

このマウスピースを噛みながら寝ると、下あごが前にでる形になり、気道を確保され、いびきが予防できるという仕組みになっています。

マウスピースをつくるには約7000円の費用が必要になるということです。

竹内スリープメンタルクリニック 竹内正志院長
「よく薬局で売っているいびきテープは、あれは結局いびきがしたいのにいびきを無理やり止めて窒息させているのと同じなので、あまりおすすめはしないです」

市販のいびきを止めるテープは、緊急対応として一時的にしようするのには問題はありませんが、体を守りながらいびきを止めるにはマウスピースが最善だと竹内院長はいいます。

注意しなければならないのが、マウスピースを使用している間はいびきをかかないとのことですが、いびきを治す根本的な治療ではないということです。

根本的に治すためには、やはり、長い目で見て基本的な生活習慣を治すことが必要です。ポイントは…

●急に体重が増えたと感じたら、多少の減量に取り組む
●飲酒や喫煙の頻度を減らす
●寝る姿勢を変えてみること

少し意識を変えるだけで、睡眠の質がぐっと上がるかもしれません。

生活習慣でもっとも大切だと言われる睡眠。
睡眠障害を放置すると心身の健康にも影響します。

あなたの「眠れない」「眠い」も病気のサインかもしれません。

見落としがちな睡眠ですが、生活の質、人生の質をあげるために、まずは自分の睡眠について理解を深めることが重要だと感じました。