富山県が成長戦略のひとつに据える富山のすし。県は、10年後に県外の9割の人が「寿司と言えば富山」と思いうかべるとの目標を掲げますが、足元を見ると後継者不足という深刻な課題も。すし王国への道のりはいかに。

富山県鮨商生活衛生同業組合 山下信夫理事長:「はい、お待ちどうさまです」

県がブランド化を進める「富山の寿司」。

2023年に県が3大都市圏を対象に独自で行った調査ではすしと聞いてイメージする都道府県の順位は北海道、東京、石川に続いて富山は4位で全体の8.9パーセントにとどまりました。

これまでも新田知事はG7の教育大臣会合で各国の要人に「富山の寿司」を振舞ったり、すし関連のイベントを開いたり「富山の寿司」の発信に力を入れてきました。



去年12月にはこんなものまで登場しました。
