なぜ?冷めてもおいしく成熟遅い
「ミルキーオータム」は、冷めてもおいしい「ミルキークイーン」と「関東HD2号」という成熟が遅い品種を交配させ作られたもので、冷めてもおいしく、そして成熟が遅いという両方の特徴を受け継ぎました。
ではなぜ成熟を遅くしたのでしょうか。現在主力品種となっているコシヒカリと「ミルキークイーン」の今年の収穫時期を見ると、実は時期が重なっています。この2つを収穫しようとすると状況によってはどちらかの収穫が遅れてしまい品質の低下に繋がる恐れがあります。

一方「ミルキーオータム」は成熟が遅く、コシヒカリよりも後に収穫を迎えるため、どちらも最も適切な時期に刈り取ることができるということになります。こうすることで、コメの品質低下を防ぐことができ、またミルキーオータム自体の食味も非常に良いため、県産米の消費拡大に繋がると期待されています。











