9日午前8時すぎ、福島県会津美里町のJR新鶴駅の構内で、列車の運転手の男性が体長約50センチのクマ1頭を目撃しました。クマは列車の警笛で逃げたということです。さらに、その約2時間後、新鶴駅のホームでもクマが目撃されました。
警察によりますと、9日午前8時すぎ、会津美里町のJR新鶴駅の構内で、只見線の列車の運転手の男性がクマ1頭を目撃しました。
運転手の男性が列車の警笛を鳴らすと、クマは逃げたということです。
列車は新鶴駅から会津川口駅方面に運行中で、運転手の男性は仙台市にあるJR東日本の司令に通報しました。
クマは体長約50センチの子グマとみられ、その後、行方は分からなくなったということです。
さらに、約2時間後の午前10時すぎ、近くを車で通りがかった40代男性が新鶴駅のホームに体長約50センチのクマがいるのを目撃しました。その後のクマの行方はわかっていません。
JR新鶴駅は無人駅で、けが人などの被害はないということです。
警察は周辺でパトカーによる警戒活動を行うなどして、クマに注意を呼びかけています。










