返却する意思が無いにもかかわらず、福島県南相馬市内の会社から敷き鉄板1855枚をレンタル契約し、だまし取った疑いで、埼玉県の会社役員の男が再逮捕されました。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、埼玉県草加市の会社役員・加藤修身容疑者(49)です。
警察によりますと、加藤容疑者は建設関係の会社の役員で、2022年7月中旬から8月下旬にかけて、返却する意思が無いにもかかわらず、南相馬市内の会社にレンタル契約を申し込み、敷き鉄板1855枚(時価合計2億8266万4900円相当)をだまし取った疑いが持たれています。
去年8月ごろ、被害にあった会社から警察に相談があり、加藤容疑者の犯行が発覚しました。加藤容疑者は、警察の調べに対し「黙秘します」と話しているということです。
加藤容疑者は、同じ時期に別の南相馬市の会社からも、敷き鉄板209枚をだまし取った疑いで、10月23日に逮捕されていて、その件に関しては「間違いない」と認めているということです。警察は、転売目的の可能性もあるとみて話を聞き、調べを進めています。










