1998年に和歌山市で行われた夏祭りの会場でカレー鍋にヒ素を混入し、4人を殺害したとして、殺人などの罪で死刑が確定した林真須美死刑囚(64)の再審請求について、最高裁は11日付で林死刑囚の特別抗告を退ける決定をしました。

林死刑囚は1998年、和歌山市で行われた夏祭り会場でカレー鍋にヒ素を混入し、4人を殺害したとして、殺人などの罪に問われ、2009年に死刑が確定しています。

林死刑囚の再審請求は和歌山地裁が2021年1月に棄却し、大阪高裁も2025年1月に林死刑囚の即時抗告を退けていました。