深堀するキーワードは『高齢者の交通事故』です。
3月24日に静岡県で78歳の男の車が小学生をはね死亡させる事故がありました。県内でも3月に高齢者による死亡事故が発生しています。

高齢者が安全に運転するための講習会

JAF宮城支部で開かれた50歳以上が対象の安全運転の講習会に参加した、仙台市に住む堀江公子さん(83)は、買い物などで毎日車を運転しています。

堀江公子さん:
「(Q運転で不安なことは?)今のところそういうことはないです」
「免許取ってから一回も事故起こしたことはない昭和54年にとりました」

講習のテーマは「駐車」です。

堀江さんも乗り慣れたマイカーで駐車にチャレンジしますが…

JAF担当者:
「ちょっと速いですね」
「ブレーキを踏みながら速度をゆっくり」

スピードが速いと指摘を受け、再スタート

何度か切り返し駐車できましたがここでも指摘が…

JAF担当者:
「片手でハンドルを操作していた片手だと危ないので両手で運転してください」

堀江公子さん:
「勉強になりました」
「毎日のように高齢者の車の事故などがあるから気をつけなきゃと思う」

事故を起こさないために、こうした定期的な「運転技術のチェック」が大切です。

JAF宮城支部 渋谷輝明係長
「運転している期間が長くなるとどうしても我流になりがち」
「運転に対する基本的な安全確認を今一度見直し、原点に戻っていただくきっかけにして末永く安全運転を続けていただきたい」