予測は「空振り」に…、的中率は何%なのか
星野誠気象予報士:
「丸森町では5年前に、線状降水帯による大雨で大きな被害が出ていて、現在も災害復旧工事が進められています」

2019年の台風19号や、2015年の関東・東北豪雨ではともに県内で線状降水帯が発生し、丸森町では記録的な大雨となりました。

しかし、今年8月の2回の事例では、ともに線状降水帯は発生せず、予測情報は「空振り」となりました。

今年、気象庁は全国で81回の予測情報を発表しましたが、そのうち実際に線状降水帯が発生したのは8回で、的中率はおよそ10%でした。気象庁は4回に1回は的中すると見込んでいましたが、その想定を下回りました。