7月21日午前、富士山頂付近で下山中だったネパール国籍の男性が足をくじき、下山できなくなったとして、静岡県警山岳救助隊に救助されました。

21日午前10時半頃、富士山富士宮口の山頂付近で「同行者が足をくじき、応急処置をしてもらったが、痛みがひどくて下山できない」と警察に通報がありました。

けがをしたのは、ネパール国籍で東京都江東区に住む会社経営の男性(41)です。警察によりますと、男性は山頂付近で左足を痛め、富士宮口八合目にある富士山衛生センターで応急処置を受けましたが、その後、動けなくなったということです。

静岡県警山岳救助隊が男性と接触、八合目の山小屋まで背負って運びました。その後、男性は無事五合目まで下山したということです。

男性は仲間4人と20日午前から富士登山をしていて、けがをしたのは下山中だったということです。