静岡県警の警部の男が交番のトイレで女性職員を盗撮した疑いで逮捕された事件で、警部は交番に警察官が不在の時間帯を狙って犯行に及んでいたと見られていることが分かりました。

9月26日朝、建造物侵入と性的姿態等撮影の疑いで送検された静岡南警察署の前刑事一課長で警部の男(45)は、2025年4月27日に掛川警察署管内の交番に侵入し、4月30日から6月5日までの間、交番内の女性用トイレで複数回にわたり女性職員を盗撮したなどの疑いが持たれています。

県警の監察課によりますと、この警部は交番に警察官が不在の際に忍び込んで、女性用のトイレにカメラを設置したとみられています。

警部の男は2025年3月まで掛川警察署で交番などを管轄する地域課長を務めていました。

これまでの取り調べに対し警部の男は「やっていません」などと容疑を否認しています。