限られた救急医療の実情を知ってほしいと、木曽保健福祉事務所が11月、救急車や救急外来の適正利用を呼びかけるリーフレットを作り、全戸への配布を始めました。
適正利用の啓発とともに、どんな時に救急車を呼ぶべきかも、イラストとともに説明。
『突然の頭痛や高熱』『顔半分がしびれたりろれつが回らないといった症状』など、いつもと様子が違う場合はためらわずに救急車を呼んでほしいとしています。
諏訪広域消防警防課・五味五代救急係長:
「もうどうしていいかわからないっていうような症状があるようでしたら、もう迷わずですね。119番救急車の方を要請していただきたい」
県は救急車を呼ぶべきか迷ったときに看護師などに相談できる県救急安心センター『#7119』の電話による相談窓口も利用してほしいとしています。
地域の限られた救急車を有効に活用し、緊急性が高い傷病者をいち早く搬送できるよう、今『救急車の適正利用』が求められています。