中野市の精肉店が信州のブランド牛を使ったレトルト食品のビーフシチューを開発しました。
きっかけは離れて暮らす両親への思い。
11月29日、「いい肉の日」にちなんだ町のお肉屋さんの「ちょっといい話」です。
中野市江部(えべ)の精肉店、「小泉屋」。
「いらっしゃいませー」
創業56年の「町のお肉屋さん」です。
特製飼料で育てられた信州産のブランド牛や、品質の高さで人気の馬刺しなど、豊富な品ぞろえが自慢です。
もう一つの自慢は、コロッケやメンチカツなどの「惣菜」。
揚げ物は注文を受けてから作るため、アツアツ。
名物は、チーズがたっぷり入った、「メンチのチーズボール」です。
小泉屋・小泉俊一さん:
「お客様は温かいのをお持ち帰りになったほうが喜ばれますね」
お客さん:
「おいしいんだよね」
その小泉屋が11月から始めたのが、「レトルト食品」の製造・販売です。

ラインナップは、9種類。
信州産の和牛を使ったカレーやハヤシライス、信州黄金シャモのホワイトソースなど、自慢の肉をぜいたくに使用しています。

「りんご和牛信州牛のビーフシチュー」には柔らかい牛肉の塊がたっぷり入っています。
小泉屋・小泉俊一さん:
「りんご和牛信州牛の肩ロースのネックというところを使って作ってるんですけど」