松本市立病院では今年4月、助産師2人が胎児の心拍数の異常を医師に伝えず生まれた赤ちゃんの脳に障害が残る医療ミスが発生。7月から分べんを休止していました。


市は廃止の理由について、この事故で助産師のスキルの低下や産科医師の不足などの課題が明らかになったものの、根本的な解決が難しく安全な態勢を維持することは困難だと説明しました。


これに対し市議会は、病院を取り巻く環境が変わり、経営面からもやむを得ないなどとして廃止を了承しました。