「長野へ行く」と言って親族の家を4日に出たまま行方不明になっている東京都の63歳の男性の車が、8日、飯田市内の山中で見つかりました。
警察や消防で捜索を行いましたが、発見には至らず、9日も捜索を行うことにしています。

行方が分からなくなっているのは、東京都村山市に住む63歳の無職の男性です。

飯田警察署によりますと、男性は、4日の午後2時ごろ、「長野へ行く」と言い残して、東京都内の親族の家を出たまま、行方が分からなくなっています。

警視庁から、飯田方面の可能性があるとの情報に加え、男性が城の跡地を訪問する趣味があるとの情報をもとに捜索していたところ、8日、八重河内城の城跡がある、飯田市南信濃の八重河内地籍で男性の車を発見しました。

警察と消防など20人余りで捜索を行いましたが、日没までには発見できなかったことから、9日も午前10時から捜索を行うことにしています。

男性は身長165センチぐらいで、小太り、髪は短く、黒色だということです。