アメリカのトランプ大統領が、ロシアのプーチン大統領と電話で会談しました。会談後、トランプ氏はウクライナでの戦闘終結をめぐってハンガリーでプーチン氏と直接会談すると表明しました。

アメリカのトランプ大統領は16日、ロシアのプーチン大統領と電話で会談したことをSNSへの投稿で明らかにしました。

トランプ氏は「会談は非常に生産的だった」としていて、▼プーチン氏はパレスチナ自治区ガザでの和平合意についてトランプ氏を祝福したほか、▼ウクライナでの戦闘終結後のアメリカとロシアの貿易について話し合ったということです。

そのうえで、ウクライナでの戦闘終結に向けて来週、アメリカとロシアの間で高官協議を開くことで合意したとしていて、アメリカ側はルビオ国務長官が代表団を率いるとしています。

その後さらに、トランプ氏とプーチン氏がハンガリーのブダペストで直接会談し、「不名誉な戦争を終わらせることができるか確認する」と表明しました。ただ、会談の具体的な時期には触れませんでした。

トランプ氏は17日に予定されているゼレンスキー大統領との会談で、プーチン氏との電話会談の内容について共有し、話し合う考えを示しています。