開発したのは、北海道の企業です。「モンスターウルフ」は全国各地で注目を集めていて、山形県では、今月から実証実験が始まりました。
モンスターウルフには、目や尻尾にLEDライトがついています。動物が近づくと赤外線センサーで感知して、ランダムで流れる50種類以上の大音量の音で威かくします。

モンスターウルフを開発 太田精器 太田裕治代表:「半径1キロ以上届く大きな音。オオカミの声、犬の声、得体の知れない機械音、人間の声も入っているので、近づくたびに音が変わり、動物は覚えられないと思うので慣れを防ぐ大事な要素」
モンスターウルフは、1台60万円前後(税抜+作業費等)。

レンタルもしていて、これまでに県内の3か所を含め全国で330台導入されています。
モンスターウルフを開発 太田精器 太田裕治代表:「長野県の(主な)対策は電気柵かと思うが、柵の張れないところ=出入口、道路、河川など柵の間から侵入してくる場所にきっちり置くと、大音量までしなくても効果は出せると思う」