大手生命保険会社の元社員による詐欺事件で、被害総額は2億円以上にのぼることがわかりました。

大手生命保険会社の元社員で住所不定の自営業・小林貴則被告39歳は、28日までに詐欺の疑いで追送検されました。


調べによりますと、小林被告は、2019年2月ごろからおととし4月ごろまでの間に、顧客だった20代から30代の男女19人に架空の投資話を持ちかけ現金をだまし取っていたもので、総額はあわせて2億485万円余りにのぼるということです。

このうち2022年8月に長野市の30代の女性から現金700万円をだまし取ったとして起訴された事件では、裁判で起訴内容を認めています。