長野市で28日早朝、自動車の通行が禁止されている踏切に進入した軽乗用車が脱輪し、回送列車が、緊急停止しました。
軽乗用車を運転していた69歳の男性が、体調不良を訴え、緊急搬送されました。
長野南警察署によりますと、28日午前5時過ぎ、長野市篠ノ井塩崎のJR篠ノ井線の越踏切で、長野市の69歳の無職の男性が運転する軽乗用車が、踏切を通過した直後に、道路右側に脱輪しました。
姨捨駅から長野駅方面に向かっていた回送列車の運転士が脱輪に気付いてブレーキをかけ、列車は踏切をおよそ300メートル通過したところで、緊急停止しました。
軽乗用車と列車の接触はなく、列車の運転士にもけがはありませんでした。
軽乗用車を運転していた男性は、体調不良を訴え、病院に救急搬送されました。
現場の踏切は、幅およそ2メートルの道路とJR篠ノ井線が交差するもので。、警報器が設置されていますが、自動車の通行は禁止されていました。
警察は、男性の回復を待って、詳しい事情を聴くことにしています。












