長野県野沢温泉村で4日、雪かきをしていた男性がクマに襲われました。
その後の取材で男性は、腕の骨を折るなどの大けがで、クマの接近に気付かず、後ろから襲われたとみられることが分かりました。
村では警戒が続いています。


通報した女性:
「半信半疑でクマ?まさかと思ってそばまで行った」
「キズ見たらただ事じゃないなと思った」

4日早朝、男性がクマに襲われたことを通報したという旅館を営む女性。

宿泊客が最初に、「助けてくれ」という声に気が付いたといいます。

警察などによりますと、午前6時半すぎ、野沢温泉村豊郷(とよさと)の自宅近くで雪かきをしていた自営業の78歳の男性がクマ1頭に襲われました。

男性は顔をひっかかれたほか、右腕の骨を折るなどの重傷だったことが5日、わかりました。

通報した女性:
「男性は雪かきしていたら後ろから襲われたと話していた」

女性が駆けつけた時、男性は、クマの接近に気が付かず、後ろから急に襲われたと話していたということです。

けがをした男性と直接電話で話したという知人からも話を聞けました。