長野県上田市の住宅の近くにある柿の木の下で、6日、クマ１頭が目撃されました。

５日も同じ柿の木に登っているクマが目撃されていて、警察は同じ個体とみています。

６日午前9時半ごろ、上田市真田町長で「クマがいる」などと、住民から警察に通報がありました。

警察官が駆け付けると、山間部の住宅近くの柿の木の下に、体長およそ1メートルのクマ1頭がいましたが山の方へ逃げました。

地面に落ちていた柿を食べていたとみられています。

5日午前11時半ごろには、同じ柿の木に登るクマが目撃されていて、同じ個体とみられています。

警察ではクマが柿の味を覚えた可能性があるとみて、パトロールを行うなどして注意を呼びかけています。

このクマとの関連はわかりませんが、町内の畑では、収穫時期のリンゴがクマに食べられる被害も出ています。