新型コロナウイルスの感染者が急増しています。
そうした中、コロナワクチンの開発を進める熊本市のKMバイオロジクスは、2023年5月から6月に国に承認申請を行う考えを明らかにしました。
21日、熊本県内で新たに感染が報告されたのは4394人。2日連続で4000人を超えています。

一旦落ち着いても感染拡大を繰り返す新型コロナ。そのワクチン開発を進めるKMバイオロジクス、永里敏秋(ながさと としあき)社長が取材に応じ、ワクチン供給のスケジュールを明らかにしました。
KMバイオロジクス 永里 敏秋 社長
「2023年度の第1クオーター5月・6月あたりには(承認)申請できると。2023年度の早いうちに供給できるようになるんじゃないか」

元々、KMバイオロジクスは、国の緊急承認制度を使って2022年9月に国に申請する予定でした。しかし、国から最終臨床試験までの結果を求められたことから、現在行われている試験の結果を踏まえて、2023年5月から6月に承認申請する予定です。
