地域密着型のシェアハウス?
様々な人と交流できるシェアハウスがある一方で、一風変わった新しい形のシェアハウスもあります。

熊本県菊池市にある『シェアハウス白金』は、「菊池市に移住、定住するきっかけづくりをする場所」をコンセプトに運営しています。
手がけたのは、菊池市で卵を直売するコッコファームの創業者、松岡義博さんです。

シェアハウス白金 松岡代表「都会の人が移住するために、いろんな地域を知ってもらい、様々な体験をして、本格的に住んでみたいと思える場所にしたい。そういう形が最初のスタートです。地域の農業の未来像を、地元の人たちと、移住者が共に盛り上げていく」
松岡さんの地域への思いが詰まったシェアハウスは、1か月単位での入居が可能で、気軽に移住体験を楽しめます。
入居者は、将来農業を始めたい会社員が多いのだそう。今年6月まで入居していた、熊本市出身の迫田恵美さんもその一人です。現在は、菊池市に住みながら農業を学んでいます。

迫田さん「この場所で出会った人たちと、菊池市で新しいことをやっていこうという話に繋がっている。人の輪が広がったのは、このシェアハウスの魅力です。菊池市がすごく好きになったので、この町の魅力を私も伝えていけたら」
こうした人たちを菊池市に呼び込み、地域活性化へとつなげる、それが、シェアハウス白金です。

シェアハウス白金スタッフ 島津慶久さん「菊池市外の人がこの場所に住んでもらって、菊池市や農業を盛り上げるきっかけの場所になれば嬉しい」
松岡代表「自分たちが知らない、菊池市の魅力をどんどん発掘していただいて、共に地域の未来を創造していきたい」












