熊本市は来年1月から、JR南熊本駅と桜町バスターミナルを快速バスで結ぶ実証実験に取り組みます。

この実証実験は、JRから熊本市電(路面電車)に乗り換える人が多い新水前寺駅の混雑解消を目的としています。

来年1月13日から1か月間、新水前寺駅の隣駅、南熊本駅への列車到着時刻に合わせて、平日の7時台と8時台に計10本を運行します。

運賃は大人200円で、市電の定期券を持っている人は無料で利用できます。

新水前寺駅から市電に乗り換え、市中心部に移動する場合と比べて10分の時間短縮が見込めるということで、熊本市は「実証実験の利用状況を見て、本格運行を検討したい」としています。