カギは「海藻のぬめり成分」
理想を追い求め、竹下さんは熊本大学へ。共同研究を行い、2年の歳月をかけて生まれたのが『塩分オフセット(置換)技術』です。

カギとなったのは、昆布やワカメなどのぬめり成分に含まれる「アルギン酸」でした。アルギン酸は、塩分を体外に排出するという特性を持った食物繊維です。
トイメディカルは研究を重ね、『機能性アルギン酸』を開発。これを塩分濃度1.3%の味噌汁に加えたところ、塩分濃度計の数値が0.65%になりました。機能性アルギン酸により、約半分の塩分がカットされたのです。

この技術を活かし、ついに商品化に成功したのが「塩分排出サプリメント」です。
腎臓内科など、複数の病院で臨床試験が行われていて…。
竹下社長「非常に良い結果が出ています」
