熊本市交通局が今日5日、九州運輸局に再発防止策を盛り込んだ中間報告書を提出しました。運行トラブルは今後なくなるのでしょうか。

熊本市 井芹和哉 交通事業管理者「問題の検証と暫定対策を中心に報告する内容になっている」

九州運輸局に提出したのは、現時点の再発防止策をまとめた暫定的な報告書です。

熊本市電は今年3月、熊本城・市役所前電停で追突事故を起こし、乗員と乗客合わせて15人が重軽傷を負いました。

この事故を受けて九州運輸局は今年7月、この1年で2回目となる「改善指示」を出していました。

運行トラブルが続いたことから、市交通局は「中間報告」の位置付けで、報告書をまとめました。報告書には、速度制限の徹底や安全意識の向上策などを盛り込んでいます。

熊本市 井芹和哉 交通事業管理者「対策を作って終わりではなく、いかに継続して、日々安全運転に努めていくかかが大事」

交通局によると、最終報告が提出できる時期は未定だということです。